使い回し用の見積提案書を修正しきれていない

ネットでもリアルでも、お客様に見積書や提案書を提出する際、使い回しできるようにあらかじめ用意している基本パターンを案件ごとにアレンジして提出するという方法は、効率が良いし、記載漏れのリスクも減らせるので、悪くない方法だと思っています。

ただ、「案件ごとにアレンジして」というのを宛先と案件名、または文章の言葉尻を変えただけとかというのは、それを相手に見抜かれたとき非常に心象が悪いです。

私の場合、出す側でもあり受ける側でもありますが、ここでは受ける側の立場で一言。文章の言葉尻を変えただけというのは、見積提案書を依頼する側の本質的な要求を、少なくても考えてはいないだろうなと感じてしまいます。

たとえば、企業のホームページを作りたいとして見積り提案をお願いした際、“ホームページ構築・運営とは”という自社の思想を長々と綴り、“あとは規定の料金プランからお選び下さい”的な内容です。

提案書として綺麗な体裁ですし、長い文章を読むのは、個人的にそれほど嫌いではないのですが・・・。「この人は、私の要求を本当にわかって書いてるかな?」という不安がよぎります。短すぎるのもそれはそれで良くない→見積の根拠がわからない

 

そのようにちょっとでも思われたとすれば、せっかくの提案書の価値がグンと下がってしまいますね。

ぜひ、案件に対する唯一無二の内容は、少なくても1つ以上含めてほしいものです。

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