はてなブログからwordpressへの引越しトラブル解決

サイト構築のヒント

はてなブログproで運営していた当サイトですが、この度レンタルサーバーに引越して独自ドメインをSSLで公開しています。

引越し作業そのものは簡単ですが、すんなり完了しません。これから行いたい方は、作業前にぜひご覧ください。

ここでいう「引越し」というのは、はてなブログproのサーバーで公開していたテキストや画像のデータ(webサイトそのもの)をミックスホストに移動させ、新しいurl(https://e-soho.work)で公開することを意味します。

引越し先はレンタルサーバーで独自ドメイン

はてなブログでは、プラグインなどの利用ができないため何かと工夫することができず、レンタルサーバーでwordpressを利用することにしたわけでございます。

引越し先のレンタルサーバーは、使い慣れているエックスサーバーが第1の選択肢で、他にもさくらサーバー、ロリポップ、ラクサバなどかつて(一部は現在も)利用していたものを検討しましたが、結果的には最近人気が高まっているミックスホストにしました。

ミックスホストは、エックスサーバーと同程度の利用料金でWebサーバーにLiteSpeed Webサーバーを採用しています。エックスサーバーで使用されるApacheと完全互換(つまり、私たちユーザーの使い勝手に違いなし)で、Apacheと比べ動作が早い(静的コンテンツ:最大9倍高速、PHP:最大50%倍高速、SSLサイト:最大3倍高速)次世代のWebサーバーです。
※実際にエックスサーバーよりも表示速度が速いことを実感できるとレビューしているユーザーもいます。

また、追加料金なしでSSLを利用できるので、これも理由の1つです。
※最近、googleがSSLのサイトを検索結果で優遇するような動向もあります。

wordpressへの引越し方法

レンタルサーバーでwordpressを利用したことがある方には、違和感なくできます。そうでない方は、検索すると詳細を説明しているサイトがいくつもありますので、そちらをご覧ください。それでもわからない場合は、可能な範囲で個別にアドバイスしますので、当サイトのメールフォームからお問い合わせください。

それでは、簡単に手順をご説明します。

レンタルサーバーの契約

ミックスホストは30日間無料のお試し利用期間がありますので、日ごろ時間がない方でも使い勝手をゆっくりチェックすることができますね。

ミックスホストの申し込み
30日の無料お試しができるので、スタンダードプランで申し込んでいいと思います。
※私はスタンダードプランで契約中で、当サイトを含め複数サイトを運営しています。

独自ドメインとwordpressの設定

  1. アドオン ドメイン機能で独自ドメイン追加 例)e-soho.site
  2. 電子メール アカウント機能で、追加した独自ドメインのメールアドレスを追加 例)info@e-soho.work
  3. 独自ドメインとレンタルサーバーの紐づけ
    独自ドメインのネームサーバーの設定をミックスホスト指定のものに変える 例)ns1.mixhost.jpなど
    ネームサーバー変更後、独自ドメインのURLで表示できるまで最大24時間程度かかる場合があります。

  4. SOFTACULOUS APPS INSTALLERでwordpressを簡単インストール
    スクリプト一覧にある[WordPress]のアイコンをクリック、[Install Now]ボタンをクリック、「ソフトウエアセットアップ/サイト設定/管理者アカウント/言語の選択/テーマの選択」を設定

  5. 管理画面の確認 例)https://e-soho.work/wp-admin
  6. googleにインデックスされないように設定
    管理画面の[設定]-[表示設定]で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」をチェック

ここまでで、引越し先の最低限の準備が完了です。

はてなブログからデータを抜き出し

はてなブログ側のテキストや画像データ一式をご自身のパソコンに保存し、ミックスホスト側のwordpress管理画面でインポートします。

  1. はてなブログ側の管理画面の左側[設定]クリック
  2. 右側の中央にあるタブ[詳細設定]クリック
  3. ページの下の方にあるエクスポート欄の[記事のバックアップと製本サービス]クリック
  4. ページの上の方にある[ダウンロードする]クリックで、ご自身のパソコンに保存(*A)します。
  5. *Aを加工 例)Hタグの変更など
  6. wordpress側の管理画面の左側[設定]-[パーマリンク設定]クリックで、共通設定欄の「カスタム構造」を選択
    その右側に/entry/%year%/%monthnum%/%day%/%hour%%minute%%second% を入力

  7. wordpress側の管理画面の左側[ツール]-[インポート]クリック
  8. Movable Type と TypePad欄の[インポーターの実行]クリックで、*Aのファイルを参照し、[ファイルをアップロードしてインポート]クリック
  9. 「投稿者の割り当て」を選択して[実行]クリック

ここまでで、とりあえずの引越しは完了です。

wordpressへの引越しトラブル解決

新しいurlで表示することはできたでしょうか?

とりあえず表示することができたとしてもアイキャッチ画像が表示されない、文章のレイアウトが崩れているなどのトラブルがあるかもしれません。

解決策としては、残念ながら手直しのみです。

まとめ

「手直しは面倒だなぁ」と感じるかもしれませんが、ものは考えようです。新しいドメイン(url)で新たなスタートで気分一新、ひととおり文章のチェックやアイキャッチ画像の入れ替えなどひと手間かけてみませんか?

引越し作業は、以上で完了です。

もし、はてなブログの方をgoogleのサーチコンソール(旧 ウェブマスターツール)に登録してあるなら独自ドメインの新しいサイトの方も登録しましょう。そうすると独自ドメインのサイトが早くgoogleの検索結果に出てきます。

また、はてなブログにアクセスしたら自動的に独自ドメインのサイトに切り替える手続きをすることもおすすめします。

当サイトも新規登録や自動切換えは済ませてあり、インデックス数も検索結果の順位もはてなブログより上がっています。その方法については、別記事でご紹介します。

実はこの際もトラブルがありました。パソコンでは自動的に切り替わったのですがスマホでは切り替わりませんでした。このあたりも詳しく書こうと思います。

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