商売ですので、赤字になることがわかっていて受注するなんてことがあるのでしょうか?
特に年間売上がせいぜい1千万円ほどの場合、外注費などの経費をかけていなければ、なかなかの営業利益になるでしょう。
一方、私のようjにほとんど外部委託して案件対応している者にとっては、年間1千万程度の売上では家族を養くことはできません。f(^^;
まっ、それはそれとして・・・
赤字になることがわかっている案件なのに受注しますか?
実は、私の場合、あります。
お陰様で、資金繰りとしては自転車操業をしているわけではないので、自社への入金額以上に在宅ワーカーさんにお支払いすることもできます。
この差額は、帳簿上は赤字です。
それでも受注するのは、その後の営業展開が大きくなると見込める場合です。
横展開であったり、深堀であったり。
目先の利益も大切ですが、生涯利益も大切ですね。
「損して得取れ」という考え方です。
赤字でも取引を始める価値のある取引先なのか、あるいは赤字になってまでは取引する必要はないのか、見極めは難しいとは思います。
ここぞというときは、ぜひチャレンジすることも検討してみてください。
ちなみに「生涯利益」は、私が勝手に使っている造語ですので、シレッと使うと恥ずかしい目に合う可能性があります。
正しくは、LTV(顧客生涯価値)ですね。
LTV(顧客生涯価値)とは、「顧客生涯価値」や「生涯顧客価値」と訳されます。お客様ごとに単発の売上を重ねるだけでなく、同じお客様での連続的な売上によって、利益の最大化を目指すことと解釈しています。