クライアント様と在宅ワーカーさんの狭間で

こんなSOHOは嫌だ

私の立ち位置は、契約上、クライアントと在宅ワーカーさんの間ですが、確実にクライアント側に立っています。

それは、作業者の費用を圧して自分の利益を増やすとか、クライアントの少ない予算で無理やり作業させるとかという意味ではありません。

 

原則、作業者の言い値に私の取り分(作業者言い値の10~15%)を加算した額をクライアントに提示しますが、
まあ、平たく言えば、クライアントはその額を支払う価値があるかどうか(その額をどうやって、あるいはどれくらいの期間で回収できるか)という立ち位置で考えるという意味です。

クライアントは、自社でできないから外注するのであって、金額云々ではなくて自分でできないことをやってくれるというだけでも価値があるという考えもあり、ある意味正しいと思います。

ただ、私はなんとなく心がザワザワします。
その考え方は、在宅ワーカーさんを保護するという一面だけに偏っているように感じるからです。

在宅ワーカーさんと同じようにクライアントも保護されるべきですよね。
で、その保護という観点で、「クライアントはその額を支払う価値があるかどうか?」という見方をしています。

平たく言えば、三者ともWinWinであるようにということになってしまうのですが、
クライアントや在宅ワーカーさんが(もちろん私も)、Winになるためにどうすればいいか?
そこが私のやりがいの1つでもあり、腕の見せ所でもありますね。

具体的な1つの方法として、「安価を望みますか、高品質を望みますか?」という質問を良く使います。
この要望による在宅ワーカーさんのマッチングは、まず大外れしないですね。

その基準でつながったクライアントと在宅ワーカーさんなので、私のマネジメントもかなり楽になります。
逆に言えば、私が楽だった(=気苦労などが少なかった)案件は、だいたいハッピーエンドでしたね。

ですので、在宅ワーカーさんは、自分ができること漫然をこなす(=気軽に考える)とか、
自己啓発のための努力は必要だとしても、無理に背伸びして遮二無二頑張ろうとするとかではなく、
クライアントの望むことを正しく把握して、自分のできる最高のパフォーマンスを目指してください。

 

 

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